主題統覚検査(TAT・絵画統覚検査)
【 主題統覚検査(TAT・絵画統覚検査)】
1935年にモルガンとマレーによって開発されたテスト。多義的にみることができる場面が描かれた絵画を被検査者に提示し、その絵画を見て自由に空想の物語をつくってもらい、その物語を「欲求」「圧力」というマレーの理論に基づいて分析することで、人格の特徴を診断する。ロールシャッハ・テストに対して、意識的・無意識的な欲求や葛藤、対人関係など、心理社会的な側面の適応を捉えようとするテストである。
(参考:社会福祉士養成講座編集委員会 心理学理論と心理的支援第3版 中央法規)